ROPE CONSULTINGロープコンサルティング
わたしたちは、
ロープのプロフェッショナルです。
ヨット用品店をルーツとし、セーリング経験者である私たちは、世界最高峰のすばらしいロープを扱ってきました。
欧米の各メーカーはセーリングで鍛えた技術を、産業分野のロープに活かしています。
以前は重量物の吊り上げ・牽引には金属製ワイヤーやチェーンが使われていましたが、近年は軽量かつ高強度なハイテク繊維ロープが採用されはじめています。私たちはお客様の使用環境に合わせたロープの素材や加工方法をご提案し、海外メーカーと調整を行い、適切なロープをお届けいたします。
ともに成長した、東京2020オリンピック
私たちは日本のヨット発祥の地である神奈川県の葉山で、1970年代にヨット用品店をオープンしました。現在も多くのセーラーが集まる老舗ショップです。
東京2020オリンピック開催時にはスタッフや仲間が日本代表選手を目指しました。私たちはロープサプライヤーとして彼らの挑戦をサポートするために、ロープの研究を重ねました。 その際の素材、触り心地、摩擦耐性など多くの条件をクリアする技術をもち、共同開発に参加してくれたのがKAYA ROPES社でした。数名がセーリング競技の選手として代表に選ばれ、オリンピック本番でも私たちの開発したロープが使用されました。
欧米のロープメーカーと日本のメーカーでは発展の経緯が異なります。欧米では帆船(セーリング)が盛んで文化として根づいており、セーリングロープの開発から技術を成熟させてきました。日本ではワイヤーメーカーや漁業向けのメーカーが開発を進めました。 そのため日本国内で製造・認知されていないロープが、国外には多く存在します。国内では製造されていないロープを皆様にお届けすることが私たちの役割です。
FEATUREワールドウォークの特徴
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- 破断検査
- ロープ自体の破断強度が公開データを満たすことは大前提ですが、スプライスなどの加工時に問題が発生しないか検証しています。またメーカーの破断検査結果のみでは解らない破断時の特性や部位などを把握し、お客様へより具体的にアドバイスさせていただきます。
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- ロープ加工技術
- 安全で使いやすい道具であるためには、それぞれのお客様の使い方を理解し、形にする必要があります。そのプロセスで必ず加工技術が必要になります。ヨットマンとして培ったロープの加工技術とロープの材質特性の豊富な知識を活かし、様々な加工方法の中から最適なものを選びます。
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- 最適なロープの決定と特注
- 既製品のロープでは対応しきれない特殊なケースもあります。外気温・力の掛かる角度・熱の発生・摩擦の有無など具体的なお客様の使用環境をうかがい、ロープの素材・編み方・カバーとコアの組み合わせなどを決めます。決定した最適な仕様を、高度な技術をもつ海外メーカーに発注します。
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- メーカーとの共同開発
- お客様のご要望を商品に反映するために、日々メーカーとディスカッションを重ねています。ギリシャに本社をおくD.KORONAKIS S.A.社やトルコに本社をおくKAYA ROPES社と毎年本国にてミーティングを行い、日本マーケットにマッチする商品開発を続けています。